ヒースローサウンドトラック
『ロンドン(CNN)英ロンドンのヒースロー空港がこの夏、旅行者にホリデー気分を満喫してもらおうと、本物のジェットエンジン音やエレベーターの操作音、荷物搬入の警報音などを取り入れたサウンドトラック「ミュージック・フォー・ヒースロー」を制作した。
同空港の8日の発表によると、制作を手がけたのはグラミー賞ノミネートの経験をもつジョーダン・ラカイさん。
一つの空港で収録された音声だけでサウンドトラックを構成するのは世界初だという。
ラカイさんは空港内で「前例のない」レベルの立ち入りを許可され、飛行場や手荷物処理場、ターミナルなどで50以上のサウンドを収録した。
パスポートにスタンプを押す音や、ベルトコンベアに荷物がぶつかる音、場内アナウンスの音声なども使われており、ラカイさんは「ヒースロー空港のたくさんの音を音楽に変える」ことができてうれしいとコメントしている。
ラカイさん自身が空港で収録した音に加え、同空港を舞台にした映画「ベッカムに恋して」(2002年)の一場面で流れる靴音や、「ラブ・アクチュアリー」(2003年)に登場する保安検査場のピーピー音なども隠されている。
ヒースロー空港では4分間のこのサウンドが、アンビエントとして繰り返し流れる。
アンビエントのジャンルを確立したブライアン・イーノのアルバム「ミュージック・フォー・エアポート」(1979年)へのオマージュも込められているという。
7月は毎週金曜日に空港内で音楽のライブ演奏も行われている。』
イギリスの玄関口ヒースロー空港。
旅行者にホリデー気分を届けようと、このロンドンのヒースロー空港の音だけでサンドトラックを製作したという。
サウンドトラックと言うのは、主に映画、ドラマ、アニメ、ゲームなどに使われる音楽を収録した音源やアルバムの事で、日本では「サントラ」と言われることもある。
今回はグラミー賞ノミネートの経験をもつジョーダン・ラカイさんが、一つの空港で収録された音声だけでサウンドトラックを構成する世界初の試み。
この「ミュージック・フォー・ヒースロー」と名付けられたサンドトラックは、本物のジェットエンジン音やエレベーターの操作音、荷物搬入の警報音などを取り入れたサウンドトラックとなっている。
なんたって発想が凄くない?
ジェットエンジン音や荷物搬入音って、普段多くの人が騒音として理解している音じゃないかな? エレベーターの操作音やパスポートのスタンプ音もそうだけど、それって音楽として聴こうと思わないような音だよね。
初めて海外に行く人にとってはなんでもない音かもしれないけど、旅慣れた旅行者にとっては、空港の音を聞くだけでこれから旅行に飛び立つ時の感動が蘇るのかもしれない。
パブロフの犬じゃないけど、空港の音を行くと旅行を思い出すという条件反射を狙ったものだろう。 だからこそ、ホリデー気分が蘇るのだ。
一方、飛行機に乗ったことがない者、空港に行ったことがない者にとっては、単なる雑音でしかないかもしれない。それはちょっと言い過ぎかな??
ヒースロー空港では4分間のこのサウンドが、アンビエントとして繰り返し流れるという。
アンビエントというのは、雰囲気や空間を演出することを目的とした音楽を指し、リラックス、集中、瞑想、空間演出などに使われることが多い音楽だ。
アンビエントは「環境音楽」と訳されることもある。
ヒースロー空港は日本の羽田空港と毎年3~5位を争う世界でもトップレベルの利用客が多い空港だ。ちなみにロンドンにはもう1つガトウィック空港と言う大きな空港がある。
これからは、ハブ空港での過ごし方などのエンタメも重要になってくる時代かもね。
どれだけ自国の空港を利用してもらうか。
ヒースロー空港での音楽イベントなどは正にそう言う発想からきているのだろう。
利用客にいかに楽しんでもらうか。
そういった新しい発想も必要な時代なのかもしれない。
ペットとの別れがハートに残る…ペット忌引きの意義
ペット忌引き
『リオ・グランデ・ド・ノルテ州ナタル市議会は6月26日、犬や猫などペットの死去に際して、同市の公務員が1日の忌引きを年間最大3回まで取得できる法案を可決した。
この措置は、ペットを家族同様の存在として捉える社会的な意識を反映し、飼い主が適切な手続きや対応を行うために休暇を取る権利を保障するものだと6月30日付メトロポレスなどが報じた。
同法案は、市議が緊急審議の形で採決し、現在は市長の署名の可否を待つ段階だ。法文によれば、飼い主である公務員が責任を持って飼育していた動物を失った場合、獣医師会に登録された医師または施設が発行する死亡証明書を提出することにより、この権利を行使できると規定されている。
起案者ロブソン・カルヴァーリョ市議(ウニオン)は、同法案は飼い主とペットの情緒的絆を認め、「死と向き合う深い悲しみの中でも、心穏やかに尊厳をもって過ごせるようにするものだ」と強調。
クリニックや狂犬病管理センター等での適切な手続きや、専門の墓地を利用するなどして適切に埋葬し、遺体の不適切な廃棄を避けて公衆衛生への影響を防ぐ目的もあると述べている。
ペット死別に伴う休暇を法制度として明文化した例は世界的にも珍しく、国内でも極めてまれであり、現行では全国的な規定は存在しない。2023年にはペットの死去による欠勤を1日認める内容の連邦法案(PL 221/2023)が提出されたが、現時点ではまだ審議段階にとどまっている。
精神衛生専門の心理士マルセレ・アルフィニト氏は、ペットの死は愛する家族の死と同様に大きな心の傷となり、トラウマとなり得ると指摘する。
同氏によればペットの喪失感は、否認、怒り、取引、抑うつ、受容の5段階を経る点で、人の死を受容する過程(キューブラー・ロス・モデル)と類似しており、抑うつの段階は大人で12カ月以上、子どもや青少年では最大6カ月続くこともあるという。
同氏はまた、失った動物をすぐに新たなペットで代替することは逆効果だと警鐘を鳴らしている。「この行為は喪失感を和らげるどころか長引かせる」とし、痛みを伴ってもすべての感情を一度受け止めることが重要だと述べている。』
南米のブラジルのリオ・グランデ・ド・ノルテ州ナタル市議会でペット忌引きの法案が可決した。 ペット忌引きの内容は、飼い主である公務員が責任を持って飼育していた動物を失った場合、獣医師会に登録された医師または施設が発行する死亡証明書を提出することにより、この権利を行使できると規定されているとのこと。 ペットを家族同然とみなす法案だね。
世界にはペットを自分の家族と思って接している人も多いと思うが、それで忌引き休暇を与えるという法令は世界的にも珍しい。
まあ、世界にはペットを飼っていない家族もいるわけで、そういう人達との公平さと言う事もあるかもしれない。こういう法案はペットを飼っていない人達がどのように思っているかが大きな決め手となる。
ただ、ペットを家族と思っている人達にとって、これは朗報だろう。
現在対象者はナタル市の公務員だけだけど、これが根付くと一般企業にも広がっていくかもね。
一方で懸念点もある。
動物虐待と言う事も時々ニュースになるくらい、世の中にはペットを家族同然と扱う人達ばかりじゃない。動物いじめをする人だっているのだ。 休み欲しさに、虐待してペットを殺すというような事件も起きるかもしれない。
またペットと言っても、どこまでがペットなのだろうか。 鳥や熱帯魚なども含まれるのだろうか。 ブラジルだから、ナマケモノなどのアマゾンの珍しい動物でも飼っていればペットかな? でもね、熱帯魚が死んだからと言って休んでいるのはちょっと違うだろう。
ペットも家族と同じように一緒に生活していたら愛情は沸く。 孤独な老人は、ペットを飼う事によって脳などにも良い刺激を与えるという研究もある。
ペットを失った悲しみで大きな心の傷となる人が多いなら、そんなんで仕事をしてもミスを誘発するだけだから、休みにするというのも一理かもね。 さて、この世界でも類を見ないペット忌引きが世界に広がっていくのか、興味があるね。
茅台酒価格暴落!禁酒令でパニック売り
高級酒暴落の裏
『【北京共同】
中国を代表する高級白酒「茅台酒」の価格が暴落している。
主力銘柄「飛天」の卸売価格は節目の2千元(約4万円)を割り込み、2021年のピークから半値ほどとなった。24日は1910元だった。
消費低迷に加え、習近平指導部が綱紀粛正で「史上最も厳しい禁酒令」(中国メディア)に乗り出したためで、パニック売り状態となっている。
茅台酒はコーリャンを主原料とする蒸留酒でアルコール度数は50度を超える。中国の「国酒」とも呼ばれ、重要な接待では欠かせない高級酒だ。
時間がたつほど熟成されて価値が上がるため投資対象にもなり、数年前まで価格高騰が続きバブルだとの指摘も多かった。
中国メディアによると、飛天の価格は6月に入って2千元を割り込み、18年以来の低水準となった。投機目的の業者などに約1億本の在庫があるとされ、値崩れが加速している。
背景には習指導部が12年に始めた「ぜいたく禁止令」を再び強化していることがある。
3月から「飲み食いは腐敗の温床」だとして公費での宴会や民間人との会食を戒める運動を始めた。』
中国を代表する高級白酒「茅台酒」の価格が暴落しているというニュース。
主力銘柄「飛天」の卸売価格が2千元(約4万円)を割り込みとあるけど、中国の物価を考えるとかなりの値段だね。
上海、北京など大都市でも月25万円前後の給与で、当然、他の都市ではもっと少ない。
中国の田舎、農村部では10万円に満たない事もざらだ。
そんな一般の中国人の懐事情を考えれば、4万円になったと大騒ぎする酒「茅台酒」はお金持ちだけの酒と言う事だろう。
習近平主席が「ぜいたく禁止令」を推進している中で、中国の高級白酒「茅台酒」は絶好のターゲットなのかもしれない。
「茅台酒」が中国の「国酒」とも呼ばれ、重要な接待では欠かせない高級酒だということは、高級官僚や社長などの接待で、裏の儲けの仕組みがあるのかもしれない。
特に、「茅台酒」が投機の対象となっているというのも大きいかも?
世界には熟成すればするほど値段が上がる酒がいっぱいあるが、「茅台酒」もその1つ。
数年前まで価格が高騰していたというので、そこで大儲けをした輩がいっぱいいたのだろう。「茅台酒」が高級官僚や社長などの接待で使われていたのは想像に難くない。
そこに闇のコネクション、儲けの仕組みがあったとしたら、習政権としてはメスを入れざるを得ないということか?
最近の習近平政権の中国では腐敗撲滅なのか、中国トップレベルの人物でも失脚するケースが目立っている。
中国政治の中枢の大臣や軍関係者も失脚している。
6月には苗華氏が失脚した。
苗華氏は中央軍事委員会(CMC)政治工作部長、全国人民代表大会議員という超エリートだった。
外相や国防相など外交的に重要なポジションの人物も近年いなくなったりしている。
中国では習近平主席が権力を握って、誰も彼に逆らえない構図になっているようだが、それでも中国の重要ポストの人物を斬っていくって余程の事だろう。
習近平主席は国の防衛を担う軍にもメスを入れている状況だね。 失脚理由は公表されていないが、高級官僚が私腹を肥やしている実態がありそうだ。
そんな状況だから、酒に投資としている金持ちを後ろからターゲットとして狙い撃ちしているのかもしれない。
投機目的の業者などは約1億本の在庫があると言われているけど、暴落して4万円だとしても4億円の在庫だよね。 そういう訳のわからん投機を辞めさせようという目論見なのかもしれない。
帰化選手で強化、インドネシアの次はマレーシア!?
帰化選手でワールドカップへ
『6月10日に終了した北中米ワールドカップのアジア最終予選で、健闘したのがインドネシアだ。
日本と同じC組で、6か国中最もFIFAランキングが低かったにもかかわらず、4位に入り、プレーオフに進出した。 そのインドネシアは旧宗主国であるオランダ人選手を次々に帰化させて、チームを強化した。
第2のインドネシアになる可能性があるのが、最終予選には進めなかったマレーシアだ。
中国の大手メディア『新浪体育』は18日、「アルゼンチン人選手37名を“公開オーディション”!マレーシアの大量帰化が物議を醸す」と見出しを打った記事を掲載。次のように伝えた。
「インドネシアは最終予選で20人もの帰化選手を擁し、プレーオフに進出。アジアサッカーの帰化ブームは新たな高みに達したが、インドネシアだけではない。
6月17日、マレーシアメディアは『マレーシア海外選手』選考の第2ラウンドが8月に開始されると発表した」
「マレーシアサッカー協会は、マレーシア系アルゼンチン選手を37人も特定しており、9月の強化試合に出場させる6人から10人を選出する予定だ。これはアジア、ひいては世界サッカーでも最大規模の血縁関係による帰化の公開オーディションであり、当然のことながらアジア、ひいては世界サッカー界で白熱した議論を巻き起こした」
同メディアは「これまでマレーシアの帰化対象は、マレーシア・スーパーリーグで5年間プレーした外国人選手と、海外にマレーシア人が多く居住するオーストラリア、カナダ、アメリカ、イギリス系が中心だった」と指摘。こう続けている。
「アルゼンチンの公開オーディションが通過すれば、マレーシアは東南アジアの新たな強豪チームとなるだけでなく、アジア全体の競争にも参加することになるだろう」
現在はFIFAランキング131位のマレーシアが、最終予選で後塵を拝したインドネシアように台頭するのではないか。中国メディアは危機感を抱いているようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部』
アジア最終予選が終わり、インドネシアが4位に入り、プレーオフに進出した。
インドネシアと言えば、アジアのサッカー界でも弱小国と言う位置づけだった。
実際に世界ランキングも123位程度だ。
それでも最近のアジアカップでの活躍や、ワールドカップ予選のプレーオフに進出の原動力になっているのは、オランダを中心とした帰化選手だ。
ヨーロッパで生まれ育ったルーツがある選手をインドネシア代表にして強くなったのが実際だ。
ある試合ではインドネシア代表の半数ぐらいが帰化選手で占められていた事もあったという。
帰化選手問題は中東でも先に起こっていた。
アジアカップでも優勝したカタールも帰化選手を大量に受け入れて強くなった国だ。
FIFAの代表選手になるには5年ルールがある。
これはその国と全く血縁関係がなくても、5年居住すれば代表となれるルールだ。
これをサッカー投資として利用したのがカタールだ。
ただインドネシアの場合は違う。
インドネシア代表となるには、インドネシア系の祖父母や両親がいることが前提となっている。
つまり、血縁を重視しているのだ。
インドネシアはオランダを宗主国としていた時代があったから、ヨーロッパに中でもオランダ人選手からの帰化が多い。
そして、今回ワールドカップアジア最終予選に進めなかったマレーシア。
マレーシアでもサッカーは人気だ。
ところが、最近はタイ、ベトナム、インドネシアの東南アジアの国が好成績を残すようになってきたのに、置いてけぼりを食らった感じのマレーシアも動き出した。
アルゼンチン人選手37名を“公開オーディション”!するらしい。
FIFAランキング131位のマレーシア。ランキング的にはインドネシアと大差ないのに、ワールドカップ予選では大きく明暗が分かれた。
それぞれの立場から考えてみよう。
【サッカー界全体】
帰化選手でアジアのサッカーレベルが上がるのは確かだろう。
個人技でもある程度、活躍できる選手は出てきそうだ。
一方で、自国生まれでない選手は習慣や文化を理解していなくて、チームとして機能しない可能性もある。
【国民】
ワールドカップカップで活躍すれば嬉しいだろう。
ただ、チームがほとんどが帰化選手で占められていた場合、冷めた目で見る国民も多くなる可能性がある。
【帰化選手】
自国では代表選手になれず、ワールドカップは夢の夢であった選手もアジアの国に帰化すればワールドカップ出場の可能性が出てくる。
一方で、帰化選手が多くなったり、チームの戦術にマッチしなかった場合は活躍できない可能性も高くなる。
また、代表としてレギュラーを取っていても、ワールドカップは4年に1度なので、その時期にケガなどするとW杯出場は夢となる。
カタールの帰化選手のように、カタール代表として活躍できなくてもカタールに愛着を持つ選手は少ないと思う。
ただ国籍については複雑な問題がある。
日本人は国籍は1つに選ばないといけないと思っているが、世界には生まれた時の国籍を放棄できない国もある。
ブラジルやアルゼンチンは二重国籍は認めても、原則、国籍の離脱はできないことになっている。 だからブラジル代表ではワールドカップの出場はほとんど無理な場合、カタールに行ってカタール代表として夢を掴もうというのもわかる。個人の夢だからね。
例えカタール代表として活躍できなくても、ブラジル国籍を失うわけではない。
日本と違ってオリジナルの国籍を失わないなら、サッカー選手引退後は、ブラジルに戻って生活しても何の問題もないことになる。
だから、マレーシアでアルゼンチンの公開オーディションと言うような企画が可能なのだろう。もう1つの国籍がもらえるのは、個人としてはメリットかもしれない。
ところで、中国メディアが取り上げて騒いでいるのは面白いね。
現在、中国サッカーは低迷していて、アジアの中でも目立った活躍がない。
人口10億を超える中国で、世界で1番人気があるサッカーで後れを取ることに危機感を抱いているのだろう。
アジアの他国が帰化選手で強化して強くなれば、益々ワールドカップ出場が遠のくからね。
各国の思惑が渦巻く帰化問題だね。
カタール・サウジアラビア優遇?W杯予選の公平性に疑問符
AFCの公平さは?
『アジアサッカー連盟は13日、今年の10月に行なわれる2026年ワールドカップ北中米大会アジア4次予選を、カタールとサウジアラビアで開催すると発表した。
最終予選が終了し4次予選に進出する国6カ国が決定。
4次予選は中立地開催で最終予選の各組3、4位になったUAE、カタール、イラク、オマーン、サウジアラビア、インドネシアの6チームが参加し、3チームずつ2グループに分かれて総当たり戦を行い各グループ1位がワールドカップへの出場権を獲得。
各グループ2位が大陸間プレイオフ進出をかける5次予選に進出するというレギュレーションとなっている。
しかし中立地開催と言いながら開催地が4次予選に出場するカタールとサウジアラビアに決定したことで、各国からは批判の声が上がっているという。
インドネシアメディア『Bola』は「アジア4次予選の開催国は中立地で行うべき」と見出しを打ち、「今回のAFCの決定は、インドネシアを含むサッカーファンから多くの激しい抗議と厳しい批判を招いた」「カタールとサウジアラビアが選ばれたことは、両国にとって明らかに有利だ」と伝えている。
またベトナムの『Soha.vn』は「AFCの物議を醸す決定は、アジア4次予選への出場権を獲得したインドネシア代表チームを含む他の出場チームに悪影響を及ぼす可能性がある」と報道。
韓国の『Xports News』は「またサウジアラビアとカタール?AFCは腐った!批判が続出...ワールドカップ4次予選開催地は予想通り中東2カ国確定 これが中立地開催か?」と疑問を呈していた。
『Bola』の別の記事では他のスタジムでの開催を希望しており、AFC本部があるマレーシア、すでに出場を決めたオーストラリアや韓国、そして日本での開催を提案していた。
特に7月に行われる4次予選の抽選は日本で行われるとのことで、なぜ日本で行わないのかといった声も上がっているという。先月行われたACLEの決断といい、このAFCの決断に異論が出るのは当然のことだろう。
ちなみに4次予選の抽選会は7月17日に大阪の梅田芸術劇場で行われるという。』
アジアサッカー連盟(AFC)は2026年ワールドカップ北中米大会アジア4次予選を、カタールとサウジアラビアで開催すると発表したのだが、大きな批判にさらされている。
どういうことか?
カタールはワールドカップも開催したいし、サウジアラビアも昔かアジアののサッカー大国でW杯出場など実績はある。
だが、今回の2026年ワールドカップ北中米大会アジア4次予選にはこの2つの国のチームが有力候補となっているのだ。
両国とも中東。しかも実力的にも4次予選に挑む国の中ではランキング1,2位の国。
サッカーは実力もさることながら、ホームかアウェーで大きく結果が違ってくる。
特に「中東の笛」と言われるくらい、中東では何が起こるかわからない。
それもカタールとサウジアラビアが既にワールドカップ出場を決めていたのなら問題は起こらなかっただろう。
今回は出場できるかどうかの真剣勝負の場での決定だ。
カタール、サウジアラビア以外の国が非難するのも当然だ。
公平さを貫くなら既に出場を決めた日本やオーストラリア、韓国が適当だろう。
もしくはAFC本部のマレーシアとか。中立国開催は当たり前だろう。
なぜそれができなかったのか。
オイルマネーだろうか。
サウジアラビアリーグは、C.ロナウドを始め、世界のトップ選手を金の力で取ってきた事例がある。
日本や韓国などはワールドカップを実施した実績もあるし、AFCから依頼されたら問題なく開催できていたはずである。
4次予選は中立地開催でと言う約束。
最終予選の各組3、4位になったUAE、カタール、イラク、オマーン、サウジアラビア、インドネシアの6チームだ。
特にインドネシアの反発は凄いね。
他の5か国は取り敢えず中東の国。
だから、費用面も考え中東のカタールとサウジアラビアを選んだという理屈は一応は成り立つ。
UAE、イラク、オマーンはまだ距離的にも生活圏的にも近いが、インドネシアは距離的にも生活パターンにおいても遠い国だ。他の国のファンはまだスタジアムに行けるかもしれないが、インドネシアのファンはなかなか難しいだろう。
これがマレーシアだったら、スタジアムの雰囲気は全く違ったものになっていたはずだ。
インドネシアサッカー関係者にとって、悲願のW杯がかかっている。
これまでサッカー弱小国だったインドネシアにとって、最終予選に進むことも難しかった。
今回は2026年ワールドカップ北中米大会の出場国数が大幅アップしたことで回ってきたW杯初出場の大チャンスなのだ。
それがAFCからの公平さに欠くような開催国の決定だから余計インドネシア国民の神経を逆なでしているのだ。韓国メディアも「AFCは腐った!」と言うのもうなずける。
サッカーにおいて、ホームで行えるアドバンテージは計り知れないからだ。
何より馴染みのあるスタジアムでやれるのは精神的にも大きいし、暑さ対策なども研究済みだ。
それに、時には判定が観客の声に惑わされる場合だってある。
カタール、サウジアラビアに決定したのは仕方がない。
この決定で、カタール、サウジアラビアがアドバンテージをもらったのは間違いない。
ただカタール、サウジアラビアは実力はあるが、最初の試合でこけると、地元だけにワールドカップのプレッシャーはハンパない。 そうなると、地元開催が逆にデメリットになる可能性がないでもない。
ただし、W杯予選を開催するマネイジメントをしているAFCには反省はしてもらいたいもんだけどね。
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違法介護施設からの救出劇
東欧の恐怖の館
『【AFP=時事】ブルガリア当局は7日、違法な介護施設2か所から、虐待されていた75人が救出されたと発表した。4年間閉じ込められていた高齢女性や、逃げようとして捕まり、殴られて意識を失った人もいたという。
ゲオルギ・ゲオルギエフ司法相は、両施設を「恐怖の館」と呼び、収容者は殴られたり、縛られたり、鎮静剤を投与されたりしていたと説明した。
両施設は中部スタラザゴラ近郊にあり、所有者が月400ユーロ(約6万6000円)強で貸し出し、健康センター仕様に改装していた。
地検は、5人が逮捕され、「誘拐、暴力、過失」の疑いで捜査が始まったと明らかにした。【翻訳編集】 AFPBB News』
ブルガリアで違法な介護施設の虐待ニュース。
日本でも介護施設では時々トラブルが起こっているけど、ブルガリアは日本の比じゃないね。
4年間閉じ込められていた高齢女性や、逃げようとして捕まり、殴られて意識を失った人って。
犯罪集団に捕らわれた人の扱いジャン。
殴って意識がないって、高齢者なのに殺人未遂になるところじゃあ?
その他にも縛られたり、鎮静剤を投与されたりって、完全に人質や実験台の扱い・・・。
人権の「じ」の字もない・・・。
所有者が月400ユーロ(約6万6000円)強で貸し出し、健康センター仕様に改装していたとあるが、これって誰が契約したのだろう。 高齢者本人??
年金から自動引き落とし?? 賃貸契約の契約者が家族など身内だったら、4年間も閉じ込められたなんてこと起こらないんじゃないかなと思うんだけど。
普通は月に何度か様子を見に行ったり、会いに行ったりするだろう。遠くにいて会えなくても、電話やSNSなどで連絡を取るのが普通ではないか。 75人もいて、そういう人が誰もいなかったの??
身寄りのない人ばかりだったのだろうか。
記事には、「誘拐」の容疑もあるから、無理やり連れてこられたのかな?
わざわざ高齢者を誘拐してきて、面倒見るなんてことは、自分達においしい儲けのからくりがなければ誰もやらないだろう。 一体どんな騙しの儲けのからくりがあったのか。
日本の貧困ビジネスと似ているのかな?
貧困ビジネスと言うのは、生活困窮者や生活保護受給者に対し、劣悪な居住環境や食事などを提供する一方で、サービス内容に見合わない高額な料金を請求し、生活保護費などから支払わせ自分達の儲けにする悪質ビジネスだ。
相場に似つかない極悪サービスの対価として、支払ってもらった金額との差を自分達の懐に入れるという感じだ。
また、病院がホームレス患者を囲い込み、過剰診療を行ったり、病院間で何度も転院させて過剰な診療報酬を受け取ったりするケースもあるという。 要は病院の経営部分しか考えない、本来の医療目的とは違って薬漬けにしたりする輩もいるようだね。
このブルガリアのケースは介護施設の装いだったけど、システムは似ているのかもしれない。
逃がさないということは、自分達の利益がどこからか生まれていた事だからね。
対策を考える上でも、儲けのからくりが知りたいね。
この違法介護施設のニュースを深堀するには、もっと情報が必要だ。 ブルガリアって、かつて共産主義の時代は秘密警察がいて拷問なども実施していたらしいから、そんな過去の負のマインドの遺産が、まだ残っていたのかな?
いずれにしても捕らわれに身になっていた人が救出されて良かったよ。
パリ・サンジェルマンの初優勝、暴徒化鎮める衝突の影響
PSGの初優勝の裏
『サッカーのヨーロッパチャンピオンズリーグでフランスのパリ・サンジェルマンが初優勝しました。パリ市内では一部の人らが暴徒化し294人が身柄を拘束されました。
ヨーロッパチャンピオンズリーグの決勝は5月31日、ドイツ・ミュンヘンで行われ、フランスのパリ・サンジェルマンがイタリアのインテル・ミラノに5ー0で大勝し、初優勝を果たしました。
6月1日未明にかけ、大勢のサポーターがパリ市内の中心部シャンゼリゼ通りに集まりました。 こうした中、一部の人らが暴徒化し、警察官と激しく衝突しました。
また、現地メディアによりますと、市内では車が燃やされた他、スーパーやブティックなどの窓ガラスが割られ店内の商品が略奪されました。
さらに、フランス南東部のグルノーブルでは、群衆に車が突っ込み、4人が重軽傷を負いました。 パリと周辺地域では約5400人の警察官が配備され対応にあたっていて、現地午前2時(日本時間9時)までに294人が身柄を拘束されました。』
サッカーのヨーロッパチャンピオンズリーグでフランスのパリ・サンジェルマンが初優勝して、暴動が起きたニュース。
ヨーロッパチャンピオンズリーグというのは、ヨーロッパのNo1クラブチームを決めるサッカーの大会。 各国のトップチームが参加して優勝を決める大会で、サッカーファン大注目の大会だ。
多くの世界トップのサッカー選手がヨーロッパでプレーしていることから、世界中のサッカーファンの関心を呼んでいる。
ヨーロッパでサッカー5大リーグと言われているのは、イタリアのセリアA、イギリスのプレミアリーグ、スペインのリーガ・エスパニューラ、ドイツのブンデスリーグ、フランスのリーグ・アン。
フランスリーグもヨーロッパの5大リーグには入っているけど、実際はフランスのリーグ・アンと他の国のリーグとはかなり実力差があると言われている。
過去のヨーロッパ・チャンピオンリーグの優勝成績を見ても、スペインの20回(うちレアル・マドリード15回、バルセロナ5回)で最多。2位はイングランドの15回、3位はイタリアの12回、4位はドイツの8回。
それに比べて、フランスリーグの優勝はこれまでマルセイユの1回のみ。
今回のパリ・サンジェルマン(PSG)で2回目なのだ。
フランスで圧倒的な強さを誇っていたパリ・サンジェルマン(PSG)だが、ヨーロッパチャンピオンズリーグでは思うよな結果が残せていなかった。
そのパリ・サンジェルマン(PSG)が優勝したということでフランス人が熱狂的になるのは理解できる。
特に数年前はエムバぺ、メッシ、ネイマールと世界トップのストライカーを揃えていても、優勝に手が届かなかった。そして、絶対的エースで、フランスが生んだストライカ―だったエムバぺがスペインのレアル・マドリードに移籍。
皮肉にも、そんな有名選手がいなくなったチームがヨーロッパチャンピオンズリーグで5-0と圧勝して初優勝を飾ってしまった。 改めてサッカーはチームスポーツだということがよくわかったね。
一部のトップ選手に頼る戦術ではなく、チームとしての意識の問題だと思う。
そんなパリ・サンジェルマン(PSG)の優勝に水を差したのが、暴動のニュース。
一部の人らが暴徒化し、警察官と激しく衝突したらしい。
スーパーなどが破壊され、商品が盗まれたという情報も。
日本ではあまり想像できないけど、勢い余ったファンが暴徒化して、犯罪を起こすというのは時々耳にする。
優勝に託けただけで、暴力や破壊行為をすることを目的としたフーリガンと言う輩もいる。以前はイギリスのフーリガンが有名だったけど、フランスでも同じなんだね。
そんな犯罪者連中がファンだと言われても、パリ・サンジェルマン(PSG)も困るだろうな。
スーパーやブティックなどのオーナーにとっては、パリ・サンジェルマン(PSG)の優勝は悪夢にもなる。優勝する度に被害が大きくなるなら、誰もパリ・サンジェルマン(PSG)を応援する気にならなくなるだろうね。
と言うかフランスのチーム、さっさと負けてと思うようになるんじゃあ・・。
スポンサーとしても二の足を踏んで、フランスサッカー界そのものにも悪影響が及ぶだろうね。
その暴徒化を鎮静するために配備を言い渡されたパリと周辺地域の約5400人の警察官。
彼らもパリ・サンジェルマン(PSG)優勝を望まない人々にカテゴリーされるだろう。
ただの配備ではなく、暴徒と対峙するという事は、自分達にも身体的に被害を被る可能性も高い危険な業務だしね。しかも、それって税金。
最近はフランスも政治的な問題も抱え、パリ・サンジェルマン(PSG)の優勝にかこつけて、鬱憤晴らしをしたい人も多そうだね。
せっかくのパリ・サンジェルマン(PSG)の初優勝が、汚点とならないような対応をみんなにお願い
したいな。