ロスで大谷翔平の日
『メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手は、本拠地のあるロサンゼルス市が「大谷翔平の日」と制定した5月17日に、市議会を訪問し感謝を述べました。サプライズ登場に、議員たちが興奮する一幕もありました。
市議会議長 「皆さん、アメリカで最も偉大な野球選手、大谷翔平選手です」
ドジャース 大谷翔平選手(29)
「本日は本当にありがとうございます。きょうこの日を迎えられたことが私自身すごくうれしいですし、私自身にとってすごく特別な瞬間です」
ドジャースの本拠地ロサンゼルス市は、大谷の背番号「17」にちなんで5月17日を「大谷翔平の日」に制定しました。
この日、大谷が市議会を訪問することは事前に発表されておらず、サプライズでの登場に議員たちも興奮した様子です。
前の日の試合を見に行ったという議員は、無料で配られた大谷のボブルヘッドと“本物”を見比べていました。
市議会議員 「僕のボブルヘッドの本物がここにいる。あなたのような野球選手は100年に1度しかお目にかかれない。ドジャースを選んでくれて本当にありがとう。あなたは信じられないほど特別な選手だ」』
ドジャースの本拠地のロサンゼルス市が5月17日を「大谷翔平の日」と制定したというニュース。
アメリカ国民でもない、日本人の一野球選手を個人名を関したロスの日に制定するなんて、大谷翔平が凄すぎて意味が分からない状態。
アメリカのロスと言えば、日本人街のリトルトーキョーがあることでも有名な日本人とは縁の深い街。
だけど外国人の個人の名前を冠にした日を市が制定するなんて、日本人からしたら信じられない。
ドジャースはメジャー(MLB)で名門チームではあるけど、ロサンゼルス市民がみんながみんな野球に興味を持っているわけではないだろう。
いくらMLBのスーパースターになった大谷翔平とは言え、アメリカの有名な市から自分の日が設けられるなんて想像しただろうか。
5月はアジアの月で、17日は大谷の背番号からとられたようだけど凄すぎる。
考えてみれば、大谷翔平は去年までエンゼルスに所属していた選手。
エンゼルスはロサンゼルスと同じカリフォルニア州とはいえ、アナハイムという別の市のチーム。
ドジャースに移籍したのは今年からで、まだ2か月ぐらいしか実質ロサンゼルスとはかかわりがないことになる。
それがロサンゼルス市議会で「大谷翔平の日」が承認されたのだ。
そして、大谷翔平がロサンゼルス市議会にサプライズ登場すると、議員達が興奮したという。
いや~、どれだけスーパースターなんだよ。
大谷翔平と言えば、今年は最悪のスタートだった。
ドジャース移籍して韓国での開幕戦で公私ともに一緒だった通訳の水原一平が賭博でドジャースから解雇。しかも、大谷翔平選手の口座から黙って送金していた事実も発覚。
それだけでもドジャース新人の大谷選手にとっては、常に一緒だった水原一平通訳の裏切りはショッキングな出来事だったに違いない。人を信じられなくなるような出来事だろう。
ある意味、ここで結婚していて本当に良かったと思う。
だけど、新人ドジャースの大谷選手としては、名門ドジャースの有名選手との信頼関係も揺らす出来事だったはずだ。
大谷選手の口座から莫大な金が賭博に送金されていた事実は、大谷選手も賭博に一緒に関わっていたのではないかと疑われても仕方がない状況であった。
選手大谷翔平としては絶体絶命のピンチで、ドジャースでの活躍にも暗雲が垂れ込めた。
そんな状況下、誰もけちのつけようがない打撃成績を残していて、大谷翔平、どれだけメンタル強いんだよと、僕なんか驚かずにはいられない。
運動能力はもちろんだけど、強靭なメンタルがなければ、あれだけ全米、いやに日本を含めた世界中の野球ファンが注目する中で期待通りの成績は残せない。いや、期待以上と言ってもいいかもしれない。プレッシャーだってハンパないはず。僕なんか想像さえできないね。
そんなドジャース移籍1年目で、地元ロスでの「大谷翔平の日」設定。
どれだけアメリカ人に信頼されているんだよと、驚きを通して呆れるしかないくらいの状況だ。
その「大谷翔平の日」に、自ら祝うかのように大谷翔平は13号ホームランをかっ飛ばした。
もう漫画のような出来事が続いているね。
日本人としては本当、大谷は誇りでしかない。
日本企業もドジャースと次々に契約して、高額年棒もドジャースとしてはあっという間に回収できているんじゃないかな?
大谷翔平の注目度は日本でも抜群に高く、日本人にアピールできるだけでなく、日本企業としては自社の名前をアメリカ人に宣伝できるまたとない機会だ。
グローバル化を考えている企業にとっては、ドジャースとの契約や大谷翔平個人との契約はメチャクチャ広告宣伝メリットがあるよね。
今年は二刀流を封印して打者専念なんだから、3冠王と取るくらいの大谷選手の活躍を期待したいな。