オランダ デザイナーブリード禁止
『【AFP=時事】オランダのピート・アデマ(Piet Adema)農相は20日、短頭種の犬や折れ耳の猫など、見た目はかわいいが健康に「悲惨な」問題を抱える「デザイナーブリード」と呼ばれるペットの新たな飼育や広告・ソーシャルメディアでの写真掲載を禁止する方針を明らかにした。
アデマ氏は「『かわいい』と思う気持ちが、罪のない動物を悲惨な目に遭わせている」「だからこそ、オランダはペットが見た目のせいで苦しまずに済む未来に向けて、大きな一歩を踏み出していく」と述べた。
デザイナーブリードは見た目のかわいさから、有名人やソーシャルメディアのインフルエンサーの間で人気を集めているが、疾患が多い。
政府は、対象となる品種のリストの完成には時間がかかるとしているが、オランダ公共テレビNOSは、対象となる犬種にはパグも含まれる可能性があると報じている。
最近の研究では、パグやフレンチブルドッグ、イングリッシュブルドッグのような鼻先が短い犬種は、特に呼吸器の病気を起こしやすいことが分かっている。
法律で新たな飼育が禁じられた場合でも移行期間が設けられ、既に飼っているペットは寿命を終えるまで飼育できる。』
オランダの農相がデザイナーブリードを禁止する方針を示した。
デザイナーブリードって、あまり聞きなれない言葉かもしれない。デザイナードッグと言えば、独自の品種として確立しつつあるハイブリッド犬のことらしい。
デザイナーブリードは見た目のかわいさから、有名人やソーシャルメディアのインフルエンサーの間で人気を集めているそうだが、一番の問題はそのペットに疾患が多いことのようだね。
まあ、人間の都合でペットに色々なものを着せたりすると、動物にとっては健康に負担がかかっているということだろう。
対象となる品種のリストの完成には時間がかかるとしているが、対象になったら飼うことが禁じられるらしい。
今、飼っている飼い主はOKらしいけど。 そうなると、駆け込みで人気のペットを買う現象が起こってくるのではないかな?
ペットもおしゃれの1つにしか考えられないなら、そういう措置も仕方がないのかなあ。
人間の都合で動物の健康が侵されているならね。
さて、オランダの考え方が世界に広がっていくのか。それとも、自分達だけで終わってしまうのか。今後も動物保護の観点からは要注意だね。