『すずめの戸締まり』のヒットの裏

中国で大人気のアニメ

 『3月、日本に着任した中国の呉江浩大使は、日本のアニメ映画中国でヒットしていることについて触れ、文化交流や人的交流を推進していきたいと抱負を述べた。

「『スラムダンク』『すずめの戸締まり』は、中国で大好評で日本国内以上に人気を博している。

 中国のオンラインゲーム『原神(Genshin)』も日本で大ヒットしている」(中国・呉江浩駐日大使)

 日本記者クラブで会見した呉大使は、自身も映画『君の名は。を見たことなどを紹介し、「日本のアニメや映画中国人の心と通じるものがあり、たいへん歓迎されている。ぜひ、こうした交流を広げていきたい」と述べた。  

 また、日本人の短期旅行者にノービザでの渡航を復活させるかについては現在、時期を含め本国と協議していると明らかにした。

 呉大使は、個人的なアイデアだとした上で「中国人観光客にもノービザで日本への渡航ができるようにして、人的交流を活発化させてはどうか」と提案した。

 一方、日本人が中国で拘束され不安の声が広がっているとの懸念については、「中国は街を歩いているだけで、あるいは友人と話をしているだけで理由もなく突然、拘束したりはない、今回の拘束は本人の行動だけでなく、裏で指示している人、機関がある」と述べ、拘束には相応の理由があることを示唆した。(ANNニュース)』

 中国日本のアニメが大人気だ。

 『スラムダンク』『すずめの戸締まり』が大人気なのだ。
 3月24日に公開された『すずめの戸締まり』の興行収入は、約1ヵ月で約7億7000万元(約150億円)と日本アニメ映画として中国で歴代1位を記録した。

 その中で中国人の若者に受けたのは何か。  ある人は、踏切がその1つと言い切っている。『スラムダンク』に登場する神奈川県鎌倉市江ノ電の踏切があまりにも有名だが、そもそも、なぜか中国人は踏切を魅力に感じると言っている。   

 インスタ映えの為、そのアニメに出てきた場所で写真を撮ることが流行ったりもしている。

 それは、中国人の日常生活にはほぼ存在しないものだからだ。日本人にとって、踏切はありふれていて、見慣れた風景のひとつだが、中国を歩いていて、踏切を見かける機会はほとんどない。 確かに中国では路面電車もほとんどみないし、踏切が日常で見られる風景ではない。

 あと中国の若者は、キャラ弁制服に萌えていると。日本と中国は似ている部分もあるが、日本独自のものもある。 そういう日本人にとっては何気ない風景が、中国人にとっては目新しいものと映っているとの主張だ。

 いずれにしても約1ヵ月で約7億7000万元(約150億円)となった『すずめの戸締まり』は空前の大ヒットとなったのだ。 反日というワードが出る中国や韓国で、日本のアニメが人気となっているのは、複雑な心情がありそうだ。

 日本と中国は仲良くしないといけないのは事実だが、現在の中国のやり方には注意しないといけない。 中国人のビザなし渡航は非常に危険だね。 色んなスパイや犯罪者が蔓延るだろう。一定の制限は必要だと思う。

 呉大使は「中国は街を歩いているだけで、あるいは友人と話をしているだけで理由もなく突然、拘束したりしない、今回の拘束は本人の行動だけでなく、裏で指示している人、機関がある」と述べているが、きちんと拘束の理由を述べていなかったりする。だから、一体何が悪かったのかわからないのだ。

  一般の民間会社のビジネスマンが帰国する直前で突然拘束される。 そして独裁国家では、きちんと反論などができる裁判になっていなかったりもする。

 一般民間人を拘束するということは、中国もそういう形で日本にスパイを送り込んでいるという事だろう。

 中国政府中国軍が裏で手を引いていると言っているというようなものじゃないか?

 ただ日本のような民主主義国家だと、中国の習政権のような方法で勝手に拘束はできない。 法治国家人治国家という法律システムが違うからね。

 日中人的交流をして、お互いが理解できるような人材育成が必要だね。